Peing・マシュマロ・相談箱・BoxFresh – SNS連携できる質問箱サービスの徹底比較!
現代のSNS時代において、インフルエンサーや専門家とフォロワーのコミュニケーションがますます重要になってきています。そんな中、質問箱サービスが注目を集めており、フォロワーから質問を受け付けたり、回答を共有したりすることが容易になりました。しかし、数多くのサービスが存在するため、どれを利用すべきか悩む方も多いことでしょう。
本記事では、マシュマロ、Peing、相談箱、BoxFreshといった、人気のサービスを徹底比較し、それぞれの特徴や使い方を解説していきます。これを読むことで、あなたにとって最適な質問箱を見つける手助けになれば幸いです。
それでは、各概要から見ていきましょう。
各サービスの概要
各サービスをまとめた表が以下になります。
Peing | マシュマロ | BoxFlesh | 相談箱 | |
---|---|---|---|---|
特徴 | インスタ連携◯ | AIフィルタあり | インスタ連携◯ アプリ有 | 収益化可能 AIフィルタあり |
匿名性 | 完全匿名 | 完全匿名 | 完全匿名 | 完全匿名・実名 選択可能 |
料金形態 | ◯ (無料) | △ (サブスクあり) | ◯ (無料) | ◎ (収益化可能) |
登録条件 | 無 | 無 | 無 | 有 |
「peing-質問箱-」の特徴と使い方
「Peing-質問箱-」は、Twitterと連携して使える質問募集・回答のサービスです。
このサービスでは、質問箱と呼ばれる募集フォームをTwitterに投稿し、他のユーザーは匿名でそのフォームから質問を送信することができます。そして、募集者は寄せられた質問に回答するという流れで利用することができます。このサービスは「ペイング」と読まれます。
公式サイト:https://peing.net/ja/
特徴
匿名での質問が可能
自分がした質問だということが相手にわからないようになっています。そのため、気軽に質問することができます。
質問を受け取ったユーザーには、質問のメッセージのみが表示され名前などは表示されません。
特定する方法はありませんので、完全に誰からの質問なのかがわからない状態になっています。
欠点
BOTが多い
質問箱のbotとは、質問箱の運営から送られてくる自動質問のことです。
運営が用意している自動質問の数は、数百にも及ぶと言われ、中には本当にフォロワーから送られたと錯覚するような巧妙な質問も存在します。
質問箱運営(bot)からの質問の見分け方は、
・質問文をTwitterで検索する
・質問文をGoogleで検索する
・botをブロックする
・タイミングで見分ける
・定型文かどうか確認する
などがあります。
「マシュマロ」の特徴と使い方
マシュマロはTwitter向けの質問募集サービスです。
Twitterのアカウントと連携してマシュマロアカウントを作成。自身の質問箱を設置することができます。
公式サイト:https://marshmallow-qa.com/
フォームの設置者はTwitter登録が必要になりますが、
回答者は登録は不要で誰でもメッセージを送ることができます。
特徴
ネガティブなメッセージを表示しないAIフィルタ
『マシュマロ』では、AIが自動でネガティブなメッセージを削除してくれる機能があります。
そのためポジティブな内容のみが送られてくるようになっています。
また、不快になり得る単語や絵文字はマシュマロの絵文字に置換されて表示されます。
よくある疑問
- Qマシュマロを自分に送るとバレる?
- A
誰から送られてきた分からず自分で送ったことが周りにバレることはありません。
- Qマシュマロで質問者を特定できる方法は?
- A
ありません。
ただし、IPアドレスはマシュマロに収集されているので、それをもとにブロックすることが可能です。
- Qブロックされるとどうなる?
- A
ブロックしたことが相手に知られると安全性が損なわれるので、ブロックしても相手には一切通知されません。 メッセージ送信も「見かけ上は」通常と同じように行われます。
欠点
サブスクに加入しないと機能が制限される
マシュマロには「プレミアム会員」という制度があります。
プレミアム会員とは、マシュマロの高度な機能を使える等の特典がある登録会員のことで、登録には月額550円(税込み)必要です。
この費用はマシュマロの運営会社に支払われるため、よほどのヘビーユーザーでなければ避けたいところです。
プレミアム会員にしか解放されない機能が複数あり、
・AIフィルタを停止
・回答通知
・回答の字数上限の100字から1万字への引き上げ
・ツイートをしない回答
など、マシュマロで質問箱を設置する側も、投稿する側も無料会員では一部の機能が制限されていることになります。
毒マシュマロ・焼きマシュマロ・クソマシュマロ
マシュマロを利用した攻撃的なメッセージのことを総称して「毒マシュマロ・焼きマシュマロ・クソマシュマロ」といいます。
受け取った側やそのメッセージを見た第三者がほぼほぼ不快になった内容が毒マシュマロと呼ばれることが多いです。
そのため、毒マシュマロ=悪意を持ったメッセージという表現で利用する人がほとんどです。
マシュマロで使用しているAIでは、
・優しい言葉での誹謗中傷
・一方的な価値観の押し付け
などのような、受け取った人が不快になる投稿は防げません。
「BoxFlesh」の特徴と使い方
BoxFleshとは、質問箱アプリの一種で、インスタグラムのストーリーなど、さまざまなSNSで利用されています。 誰でも簡単に質問でき、回答者はSNSを通じて回答内容を公開できるサービスです。
公式サイト:http://boxfresh.site/
特徴
インスタのストーリーに載せやすい
『BoxFlesh』では、インスタとの連携が強力です。
ワンタップでインスタのストーリーに質問画像を載せて、ストーリーの編集機能で回答することができます。
欠点
インスタにも質問箱機能がある
インスタのストーリーではアンケートなど様々な機能を持ったスタンプがあります。
その中に、質問箱機能を持ったスタンプもあり、こちらの方が正規の機能であるため手軽に使えます。
ただ、インスタの質問箱機能では匿名で送信することができませんので、その点で使い分けることができます。
「相談箱」の特徴と使い方
相談箱とは、インフルエンサーに特化した質問募集サービスです。
相談箱では質疑応答を通して活動を収益化できる点が、他の匿名質問募集サービスとは大きく異なります。
公式サイト:https://soudanbako.com/
特徴
収益化ができる
『相談箱』では、質疑応答を通して活動を収益化できます。
・質問投稿を目立たせるための「スーパーレター」
・「答えてくれてありがとう」の気持ちを表す差し入れ機能「THANKS」
によって、フォロワーからの質問や相談に答えれば答えるほど投げ銭が集まり、自然なコミュニケーションの中で収益化を図ることができます。
ChatGPTを用いたAIフィルタ
相談箱もマシュマロのようにAIフィルタ機能があります。
AIフィルタ機能を使用することによって、不快な投稿や誹謗中傷を対策することができます。
相談箱では悪口等の投稿があった場合、「ポジティブ」かつ「猫語」に変換することで、受け取った人を不快な気持ちにさせないようにしています。
また、相談箱では最新のAI「ChatGPT」を使用して文脈を理解しているため、婉曲的な悪口や上から目線の発言など、従来のAIでは判別できなかったものもフィルタリングすることができます。
長文回答も行いやすい
マシュマロと異なり、サブスク等の別途課金を行わなくても140字以上の文字で回答が出来ます。
回答後もテキストを編集できるため、noteのような使い方をすることができます。
欠点
質問箱設置のための登録条件がある
相談箱では現在、「Twitterフォロワー10000人以上」の方のみ質問箱が設置できる「回答者」として登録することができます。
現在はβ版なため、正式版リリースの際などに条件が緩和されることも検討しています。
各サービスの比較とおすすめポイント
ここまで4つの質問箱サービスを紹介いたしました。
では結論、どのサービスを使うのがいいのでしょうか?
条件別にまとめてみました。
・Twitterフォロワー10000人以上の人→「相談箱」
収益化できるのがGOOD!
AIフィルターもあるので安心。
・インスタグラムを主に使う人→「BoxFlesh」
インスタグラムと連携が取れやすく、
ストーリーのスタンプと違って匿名でも送れる為、質問が集まりやすいかも。
・誹謗中傷が怖い人→「マシュマロ」
AIフィルターがあるため、ある程度の誹謗中傷投稿は弾くことができる。
・どんな投稿もドンと来い!な人→「質問箱」
この中では一番歴史のあるサービスなため、使っている人も多い。
- 終わりに
本記事では、マシュマロ、Peing、相談箱、BoxFreshという4つの質問箱サービスについて、それぞれの特徴や使い方を比較し、おすすめポイントをご紹介しました。それぞれのサービスには独自の特徴があり、利用シーンや目的に応じて選ぶことが大切です。
あなたにとって最適な質問箱サービスを選ぶ際に、本記事が参考になれば幸いです。質問箱サービスを上手に活用して、フォロワーとのコミュニケーションを充実させ、影響力をさらに拡大させましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。